機能 • 最終更新: 2026年7月6日

FTPie CLI — PowerShell と CI からのファイル転送

アプリと同じエンジン、同じ保存済み接続で動くスクリプト可能なコマンドライン。12 のコマンド、--json 出力、文書化された終了コード、そして視覚的なコマンドビルダー。

FTPie Pro でご利用いただけます

コマンドラインは FTPie 2026.6.3 で、 ファイル暗号化 とともに登場しました。 2026.7.2 では視覚的な コマンドビルダー が加わっています。 FTPie Pro(Pro または試用期間中)の機能です。コマンドの詳細は CLI のドキュメント にあります。

多くの人が、親しみやすい画面より WinSCP や rclone を選んできた理由は、つまるところひとつでした。スクリプトが書けるからです。コマンドラインで言い表せる転送は、公開手順や定期実行、CI のパイプラインに組み込める転送でもあります。

FTPie のコマンドラインは、アプリを手放さずにそれを与えます。 画面と同じ転送エンジン の上で、 すでに設定してある同じ接続 に対して動きます。クリックして通るパスは、スクリプトからでも通ります。ひとつの道具に、ふたつの使い方。欲しいときは窓を、必要なときはコマンドラインを。

Windows PowerShell
# CLI はアプリと同じアカウントを読み込みます。それぞれの ID を控えておきます PS> ftpie-cli accounts ID NAME TYPE 1000 Local PC Local PC 3 prod-server SFTP 9034 dropbox Dropbox # 公開作業の最後の一歩として、ビルドをサーバーへ送ります PS> ftpie-cli upload .\build prod-server:3:/releases/latest -r Done. 128 file(s), 0 failed, 84 MB. # ファイルをパソコンへ取り戻します。スクリプトでは終了コードで分岐できます PS> ftpie-cli download prod-server:3:/reports/june.csv .\reports\ Done. 1 file(s), 0 failed, 12 KB.
コマンドラインは、アプリと同じエンジン、同じ保存済み接続を使います。詳細は ftpie-cli --help をご覧ください。

新機能:コマンドを視覚的に組み立てる

コマンドラインは、書式を覚えて初めて役に立つものでした。2026.7.2 からは、その必要がありません。メインメニューから CLI → コマンドビルダー を開き、一覧からコマンドを選ぶと、その引数がふつうのフォーム項目として説明つきで現れます。ストレージのパスは FTPie のアイテム選択から入ります。目的のファイルやフォルダーまで移動すれば、正しい参照が自動で入力されます。アカウント ID も、手入力も要りません。組み立てている最中も、できあがるコマンドがその場に表示されます。 コピー してスクリプトに貼るか、 ターミナルで実行 を選んでその場で試せます。ビルダーは本物のコマンドラインから情報を読んでいるので、 ftpie-cli が受け付けるものと常に一致します。

FTPie の CLI コマンドビルダーのダイアログ。コマンドの一覧、引数の入力欄、アイテム選択のボタン、組み立て中のコマンドの表示
メインメニュー → CLI → コマンドビルダー:組み立てて、コピーするか、ターミナルで実行する。

アプリから参照をコピーする

アカウント ID を覚える必要も、長いパスを打つ必要もありません。FTPie で任意のファイルやフォルダーを右クリックし、 その他 → CLI 参照をコピー を選べば、 name:id:/path の形の貼り付けられる参照が手に入ります。Google ドライブのようなクラウドでは、名前を変えても壊れないネイティブ ID での参照も選べます。 uploaddownloadcopy などのコマンドのすぐ後ろに貼り付けてください。

FTPie の「CLI 参照をコピー」ダイアログ。選んだファイルについて ID 参照(推奨)とパス参照を提示しています
ファイルを右クリック → その他 → CLI 参照をコピー。そのままコマンドに貼り付けます。

自動化できること

  • 12 のコマンド — list、info、search、size、new-folder、delete、copy、move、upload、download、accounts、status(Unix 風の短縮形 lscpmvrmmkdir も使えます)
  • 保存済みのアカウントを名前と ID で指定prod-server:3:/reports のように。あるいはアプリでファイルを右クリックし CLI 参照をコピー を選べば、パス参照やネイティブ ID 参照(prod-server:3:id:<nativeId>)がそのまま貼り付けられます
  • 公開手順に転送を組み込む — リリースの最後の一歩として、ビルド成果物をサーバーへ送る
  • 画面なしで実行 — CI や定期実行の中で。 --json 出力と、分岐に使える終了コードつき

スクリプトのために作られています

このコマンドラインは、意味のある、文書化された終了コードを返します。 0 成功、 3 アカウントが見つからない、 4 パスが見つからない、 5 転送に失敗、 6 中止、 30 Pro ライセンスが必要。おかげでスクリプトは、出力の文字列を読み解くのではなく、何が起きたかそのもので分岐できます。知らないアカウント名を渡せば、ゼロ以外で終わったうえで、いちばん近い候補を提案します。黙って失敗することはありません。 --json を付ければ、ほかの道具へ渡せる構造化された出力になります。最初の Ctrl+C は、進行中の転送をきれいに中断します。パイプラインに置いても安心できるのは、こうした振る舞いがあるからです。書式とオプションの全体は CLI のドキュメント にあります。

upload コマンドは成功すると 0 で終わり、そうでなければ 5 種類の決まった値のいずれかで終わります。3 アカウントが見つからない、4 パスが見つからない、5 転送に失敗、6 中止、30 Pro ライセンスが必要
成功はひととおり。失敗は五とおりあり、出力を一行も読まずに見分けられます。

画面とコマンドラインが、ひとつの道具に

たいていの道具は選択を迫ります。作り込まれた画面 、スクリプトの書けるコマンドラインか。FTPie は、ひとつの接続の仕組み、ひとつのエンジン、ひとつのライセンスで、その両方を渡します。接続はアプリで一度だけ設定し、あとは窓から使うのか、 予約転送 から使うのか、スクリプトから使うのかを、仕事に合わせて選ぶだけです。玄人が WinSCP や rclone に手を伸ばしてきた理由はそのまま、すべてをコマンドラインでやる代償だけがありません。

FTPie の画面と、スクリプトの中の ftpie-cli は、どちらも同じ保存済みアカウントと同じ転送エンジンの上に乗っています。prod-server:3:/reports/june.csv のようなパスは、どちらからでも通ります
ふたつの使い方に、ひとつの接続の仕組み。クリックして通るパスは、スクリプトからでも通ります。

よくある質問

コマンドラインはどのプロトコルとクラウドに対応していますか。

アプリと同じ相手です。FTP、FTPS、SFTP、WebDAV、NAS、そして対応するクラウド(Google ドライブ、Dropbox、OneDrive、Box、pCloud、MEGA、Koofr、OpenDrive)。

書式を覚える必要がありますか。

いいえ。 コマンドビルダー(メインメニュー → CLI → コマンドビルダー)が組み立ててくれます。コマンドを選び、わかりやすい項目を埋め、ストレージのパスはアイテム選択から入れて、できたものをコピーするかターミナルで実行してください。

PowerShell からスクリプトを書けますか。

はい。PowerShell、バッチファイル、そのほかコマンドを呼び出して終了コードを読めるものなら何でも。機械が読める出力が要るときは --json を付けてください。

CI のように画面のない環境でも動きますか。

はい。対話なしで使うことを想定して作られており、分岐に使える終了コードが決まっています。最初の Ctrl+C はきれいに中断します(終了コード 6)。

Pro 専用ですか。

コマンドラインは FTPie Pro の機能で、すでにご利用いただけます。Pro または試用期間中に動作し、無料プランではアップグレードのご案内が表示されます。 プランの比較 をご覧ください。

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